猛暑下におけるスポーツクラブ21の活動の安全確保と市の責任

2026/2/25 西宮市議会定例会 一般質問 大項目3

課題:
スポーツクラブ21では熱中症対策に尽力いただいていますが、一部で看過できない事例が確認されている。
・気温35度を超える炎天下、空調のない屋外で正午過ぎから夕方まで5時間近く活動。
保護者によると帰宅後にぐったりと寝込み熱中症ではないかと心配している。また、翌月曜日の学校生活にも支障があり(居眠りや過度の疲労)教員からも練習時間を減らすべきと指摘があった。
・市や関係者が指導者に改善を求めても聞き入れられない。

また、西宮市では、学校の運動場を使用する活動において、二つの基準がある。

熱中症対策の基準根拠・運用
学校教育活動WBGT 31以上は原則中止教育委員会からの通知により徹底
SC21現場の判断に依存市の留意事項はあるが、強制力に欠ける
熱中症警戒アラートの発表時やWBGT31以上の予測値が出た場合には活動を中止することを、補助金交付の条件として明記すべきではないか。

スポーツクラブ21 (以下「SC21」と言います)は、 誰もがいつでも身近なところで、
スポーツができることを目指し、 地域住民により自主的に運営されています。
市としましては、 SC21が自主的・自立的な運営ができるよう、 また、その活動を支援す
るため、 校区で行われる「地区運動会」開催に係る経費や運動器具などの備品購入にかかる費
用を補助対象とし、 「スポーツクラブ21補助金」をもうけております。
こうしたSC21のさまざまな活動において安全面に最大限配慮した活動を行うことはSC21として当然の責務であり、 日ごろから、 会議の場や文書の通知などにより注意喚起を行っ
ております。

例えば、毎年内容を更新した上で、 市が作成したSC21活動時の留意事項をまとめた文書
を定期的に各クラブに通知
しているほか、 スポーツ庁から通知された熱中症事故防止に関係す
る文書を各クラブに対し伝達
するなど、 年に複数回注意喚起を行い熱中症に対する危機意識の
醸成を図っております。

補助金交付の条件として、 SC21の活動中止要件を定めることは、 こうした継続的な取り
組みを図っておりますこと、 また、補助金の交付要件は、その目的達成のために合理的かつ必
要な範囲で設定されるものであるため、 必要がないものと考えております。

活動時の安全確保に関する実効性のある対策が必要である、との議員のご指摘については、
市としましても、重要な課題であると認識しております。引き続き、熱中症警戒アラートなど
について、 SC21 への周知徹底を図り、 安心安全に活動が行われるよう助言・指導を行っ て
まいります。