水道水に含まれる“永遠の化学物質“PFASから市民の健康を守るための情報公開と対応方針

2026/2/25 西宮市議会定例会 一般質問 大項目7

課題:
PFAS(PFOS、PFOA等)は「永遠の化学物質」と呼ばれ、発がん性や免疫力低下などの健康被害が懸念されている。

西宮市では令和2年度からPFOS・PFOA、令和6年度からはPFHxSの検査を実施していますが、市民に対して具体的な実測値が公表されていないという不透明さが課題。

また、鳴尾浄水場では、他の系統と比較して、数値が高いという問題があります。市民団体の「明石神戸PFAS汚染と健康を考える会」からは、PFAS除去に有効な「活性炭」などが同浄水場では使用されていない可能性が指摘されている。

※佐野の血液からもPFASが検出されました。

過去年度を含めたPFAS各種の全ての実測値をホームページ及び水質試験年報で公開すべきだがどうか。

PFAS(ピーファス)の情報公開と対応方針についてお答えします。

はじめに、「過去年度を含めたPFAS(ピーファス)各種の実測値を公開すべき」についてですが、

令和2年4月1日より厚生労働省がPFOS(ピーフォス)及びPFOA(ピーフォア)の合算値を、水質管理目標設定項目の1つとして位置づけたことから、本市でも測定を開始し検査結果をホームページ、水質試験年報で合算値を公表しております。

また、PFHxS(ピー・エフ・ヘキサ・エス)については、要検討項目に位置づけられており、検査結果を水質試験年報で公表しております。

PFAS(ピーファス)の検査は、阪神水道企業団と構成市で協定を結び共同検査で実施しておりますので、検査結果の公表内容については、共同検査に参画している事業体の公表状況を確認、検討のうえ、令和7年度中に決定し、その内容に則した検査結果の公表は水質基準項目に格上げとなる令和8年度以降と考えております。

PFASについて、今後の対応方針について具体的に説明を求める。

鳴尾浄水場のPFAS(ピーファス)への今後の対応方針についてお答えします。

鳴尾浄水場は、令和2年度より現在に至るまで、全ての地点で暫定目標値の1リットルあたり50ナノグラムを下回っていることから、国の基準に照らし、現時点において一定の安全性を確保しているものと考えております。

また、議員ご指摘の鳴尾浄水場の浄水処理工程に活性炭処理を追加で導入することについては、処理工程の根本的な見直しの必要があるため、鳴尾浄水場にPFAS(ピーファス)を除去するための新たな施設の導入は考えておりません。

PFOS(ピーフォス)及びPFOA(ピーフォア)の濃度上昇が見られた場合は、水質監視の強化や濃度上昇の見られた井戸からの取水を停止し、阪神水道企業団からの受水量を増量することで低減化を図り安全性を確保いたします。

佐野の意見

PFASの実測値の公表について、具体的な検討日程を挙げて頂きました。
税金で検査をしており、市民には実測値を知る権利がありますので、全て公表して頂けるよう要望しました!